これを書く数日前 俺の財布の中がびちょびちょに潤っていたんでこの際だからと前から欲しかったCDを買った The Cavitysというバンドの1stアルバム ヴィレバンでプッシュされてて曲を聴いた時にぐぐっと引き込まれた そんなバンド
彼らのことをまず簡単に紹介すると 東京の武蔵境中心に活動している男2女1の3ピースパンクロックバンド 結成はつい2年ほど前で 今回の1stはこれまで会場限定で出したデモ収録曲+新曲というベスト盤のような構成らしい Twitterのフォロー数もまだ少なかったしMVなども存在せず(ライブ映像とか試聴とかはあった) 本当に駆け出しのバンド
で その音楽性なんだけど CDの煽り文句を借りると「60's70'sの頃を彷彿とさせるアーリーパンク」歌詞は全編英詞 曲は常にゴリゴリのギターサウンドが展開する でも彼らの音楽は古臭さの中にもどこかポップな「ゆるさ」が混ざっており とても聴きやすい そして超カッコイイ 構成や音圧なんがよく考えられて作られた最近の音楽に比べると音は粗いしスカスカだし構成はあっさりだしと いわゆる「凝った音楽」では全くない でもその荒々しさがかえって純粋に音楽を楽しむ いわば初期衝動のようなモンを思い出させてくれるような気がする 覚えているか…初めてロックに触れた時…初めてギターを手にとってCコードをめちゃくちゃに弾いたあの瞬間を…!
今回 歌詞カードにインタビューが付いていた それを見る限り年齢はよく分からなかったが 若さゆえの勢い そしてパンクへのストレートな愛情を感じた もひとつ 武蔵境で活動してる他のバンドの紹介もあった 彼らの中のいくつが音楽界で花を咲かせられるかは分からない ただ自分にできるのは彼らがいつかもっと明るい場所に立てるよう 応援することだけだ どうかパンクへの衝動 そして愛情を失わずに突き抜けていってほしい 頑張れcavitys!そして武蔵境の若きパンクバンドマン達よ!